2014年12月22日月曜日

[Tool]NEOScavenger Save Managerについて

NEO ScavengerはFlashベースで作られているため、
セーブデータの消失セーブの失敗といった問題が起こり得ます(参考)。

この問題の解決(回避)のために、
有志作成のNEOScavenger Save Managerというものが公開されています。

詳細と設定等は追記部分に書いておきます。


Save Managerは公式フォーラムで公開されています。

URL:http://bluebottlegames.com/main/node/1280

これを使用することで、NEO Scavengerのセーブデータを
名前付きで3つまでバックアップできます。

通常のバックアップはもちろん、ゲームの難易度を下げたり、
各種検証のためのセーブデータ作成に役立つツールです。

使用前に必要な設定項目等は、以下をご覧ください。


1.初期設定
上記のURLからDLしたファイルを解凍すると、
NEOSaveManager.batとexampleconfigs.zipがあるはずです。

batファイルはNEO Scavengerをインストール/解凍したフォルダにコピーしてください。
(Steamなら"Steamインストールフォルダ\steamapps\common\NEO Scavenger\"にあるようです)
zipの中には設定ファイルのサンプルが入っていますので、
今回はこれを使った設定方法を解説します。

まずは、NEO Scavengerのあるフォルダに"NSM"という名前のフォルダを作成します。
(batだけコピーして起動すれば作成されますが、自分の環境ではエラーが出るので…)
そこにzipの中にあるnspath_game.iniとnspath_saves.iniをコピーしてください。

nspath_game.iniの中身には、NEO Scavenger本体のあるパスを、
nspath_saves.iniの中身には、NEO Scavengerのセーブデータがあるパスを記述します。
※どちらのパスも必ず\で閉じてください。

セーブデータのあるパスは、OSごとに異なります。
WinXP:
C:\Documents and Settings\UserName\Application Data\Macromedia\Flash Player\#SharedObjects\RandomString\PathToGame\NEOScavenger.exe\nsSGv1.sol

Win7/8:
C:\Users\UserName\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player\#SharedObjects\RandomString\PathToGame\NEOScavenger.exe\nsSGv1.sol

OSX:
Macintosh HD:Users:UserName:Library:Preferences:Macromedia:Flash Player:#SharedObjects:RandomString:PathToGame:NEOScavenger.app\nsSGv1.sol

Linux:
/home/UserName/.macromedia/Flash_Player/#SharedObjects/RandomString/PathToGame/NEOScavenger/nsSGv1.sol

UserNameはユーザー名、RandomStringはランダムな文字列、
PathToGameの部分は、ゲーム本体のパスと同じ構造でフォルダが生成されています。
(頭にlocalhostという名前のフォルダがあるかもしれません。)

2.起動してからの動作

起動すると、上のような画面が開きます。
頭の英数字を入力することでコマンドを実行できます。
(※V6までのバージョンでは、英字は小文字でないと認識されません)

0) 普通にNEO Scavengerを起動

1)~3) バックアップ1番~3番のセーブデータでNEO Scavengerを起動
(ゲームオーバーになってもバックアップ自体は残ります。)

A)~C) 現在のセーブデータをバックアップ1番~3番にコピー

R) クイックセーブ枠からのデータ復帰&起動
S) 現在のセーブデータをクイックセーブ枠に
D) すべてのバックアップを消去

E) NEO Scavengerの終了
X) Save Managerの終了

H) ヘルプの表示
Z) 設定のやり直し

※1~3およびR(たぶん)のコマンドはセーブデータを上書きします。

A)~C)のコマンドを入力すると、
セーブデータに付ける名前の入力を求められます。

ここで入力した名前が、(Empty Slot)の部分に書き込まれます。
進行度や目的のメモを残しておくといいかもしれません。


Save Managerを使えば、バックアップはNSMフォルダに格納されます。
これならセーブデータは確実に残るので、
セーブデータ消失対策としては十分だと思います。

もちろん、あまり頼りすぎるとゲームに緊張感がなくなるので、
バックアップは自己責任と自己管理の上でご使用ください。


1 件のコメント:

  1. セーブマネージャーですがユーザー名が日本語の場合そのままⓜだと使えません。
    その場合はセーブマネージャーとnspath_saves.iniをメモ帳で開き、名前を付けて保存から選べる文字コードをANSIに変更することでつかえるようになります。

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