今回はOff-Topicと題して、NEO Scavengerそのものからは外れた話題を扱います。
この記事では、以前NEO Scavengerの説明で使った言葉など、
解説が必要そうな言葉について説明します。
※独自解釈や又聞きの情報を多く含みます。ご了承ください。
Post Apocalypse
まずは本ブログのタイトルにも使われている"Apocalypse"ですが、
本来の意味は"(ヨハネの)黙示録"という、新約聖書における終末預言を指す言葉です。
が、現在では単に"終末"的な意味で使われているような気がします。
そこから、Post Apocalypseとは終末の後(post)、
つまり"崩壊した後の世界"を表現する言葉として使われています。
この言葉は小説・映画・ゲームなどのジャンルとして確立されていて、
もちろんNEO Scavengerもこの中に含まれています。
"終末もの(Post-apocalyptic fiction)"というジャンル
例を挙げると、"マッドマックス"や"北斗の拳"といった大規模戦争・核戦争後の世界、
"28日後..."や"Walking Dead"などのゾンビものが定番で、
その他疫病や自然災害、エイリアンの襲撃なども崩壊の原因として挙げられます。
いわゆる"世紀末"な世界観と言ってしまえば済む話なのですが、
その中でどう生活していくか、世界を崩壊に導いた脅威からどう逃れるか、
といったことをメインテーマとしているものがよく見られます。
ゲームにおいてもPost Apocalypseな世界観は人気のテーマで、
"Fallout"や"Metro2033"あたりは日本でも有名ですし、
"メタルマックス"や"デッドライジング"といった日本製のものもよく見られます。
もちろんPost Apocalypseの解釈は様々で、
荒れ地と瓦礫だけの世界でパンを奪い合うような世界から、
現代と大差ない代わりに、人がいない/住めないだけの世界もあったりします。
Roguelike
Roguelike、という言葉は、"Rogue"に"like(似ている)"という意味の造語です。
Rogueとは、1980年ごろに作られたゲームで、
テキストだけで描かれたダンジョン(プレイヤーは@、ヘビはS、防具は[など)を探索し、
最深部でイェンダーの魔除け(Amulet of Yendor)を手に入れて戻る、という
いわゆる"不思議のダンジョン"的なゲームの原典に当たります。
ダンジョンはプログラムでランダムに生成され、
出現するモンスターはそれぞれ独自の能力を持ち、
配置されるアイテムは、使用するまで効果・性能が分かりません。
この後、Rogueに近いシステム、およびRogueをベースとした同様のゲームが流行し、
それらを総称してRoguelikeと呼称するようになりました。
(※Roguelikeについては、もう少し別記事で補足する予定です。)
Roguelike-like
Roguelikeゲームは現在も開発が続いていて、
昔ながらのテキストベースや、テキストを画像に置き換えたものも多くありますが、
グラフィックを多用したRoguelikeも次第に見られるようになりました。
その中で、Rogue風のシステム(マップのランダム生成、未鑑定のアイテムなど)を踏襲し、
なおかつジャンルや骨格が全く違うゲームが現れました。
いわゆる"Roguelike-like"と呼ばれるゲームです。
(同様の語として、"Rogue-lite"というものもあるようです)
RoguelikeとRoguelike-likeの線引きは難しく、明確な定義は無いように思われます。
なので、あまり考えずに"だいたいそのようなもの"と捉えておいても問題ないでしょう。
サイバーパンク
サイバーパンクとは、SFにおける1つのジャンル・スタイルで、
科学技術やコンピュータネットワークの進歩した世界において、
機械による人体改造、反体制・反社会などが描かれることが多いようです。
"ニューロマンサー"や"ブレードランナー"、"マトリックス"などが
このジャンルでの代表作と言われていますが、
日本でも"AKIRA"や"攻殻機動隊"などが有名です。
ゲームとしては、"Deus Ex"や"System Shock"、"Shadowrun(TRPGが原典)"など、
日本で知られたものも多くリリースされています。
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