2015年4月25日土曜日

[Advanced]戦闘での位置取りについて




NEO Scavengerにおける戦闘は、表示される情報の9割以上がテキストです。
もちろん英語なので読解力が試されることになりますが、
今回はRange、つまり相手との距離を示すパラメータを中心に説明していきます。

※今回の情報には検証を要するデータがいくらか含まれています。
そのうち修正されることもあり得ますので、参考程度にしておいてください。



Rangeとは

Rangeは、自分と相手との距離を表しています。
戦闘開始時のRangeはランダムに決まりますが、
立っているHexの種類によっても変動するようです(ソース)。

例えば、草原などの見通しのいいところでは遠めのRangeで、
森や市街地のような視界の悪いところでは近めのRangeで開始するようです。

また、Hiding(隠れる)状態で気付かれずに近づくと、
相手に忍び寄るか離れるかを戦闘前に選択できます。


相手から逃げる行動は、当然Rangeが大きいほど成功率が高まります。
逆に相手が逃げ腰であれば、距離を詰めれば逃亡を阻止しやすくなります。

戦闘を行う場合は、近接武器ならば当然近づかなければ当たりませんし、
遠隔/投擲武器なら離れていても攻撃は可能です。



コマンドによるRange調整

戦闘中はコマンドによって、相手とのRangeを調整することが出来ます。

コマンドによる移動量はランダムに変動し、
AdvanceはRange1、Charge!は2-3前進します。
また、Fall Backは1後退、Run!で2-4後退、
Athleticで使えるSprint Away!では3-5後退します。

当然、移動距離の大きいコマンドの方がスタミナを多く消費します。
(他に特殊条件下での移動コマンドがありますが、今回は省きます)


ここで忘れてはいけないのが、Rangeが相手との相対距離であり、
ターン終了後のRangeは、両者の行動の結果が反映される、ということです。

例えば、自分と相手がAdvanceを同時に使うと、Rangeは1ではなく2縮まるわけです。
Advanceで近づいてきた相手が急にCharge!を使うこともありますし、
突如反転して逃げ出すこともあります。

戦闘で有利に立ち回るなら、そういった相手の動きを考慮する必要があります。
転倒を狙って動けなくしたり、あえて動かずに相手の動きを見ることで
自分に都合のいいRangeに調整してみましょう。



相手の攻撃手段を見る

戦闘中、相手が装備している武器を確認することが出来ます。
punchなら射程は1、crowbarなら射程は2…という感じで、
どの武器がどの距離で当たるか、というのも重要な情報です。

さらに、移動コマンドは攻撃の命中判定の後に処理される(要検証)ため、
移動コマンドで攻撃を回避することは出来ません。
(回避コマンドで移動することは出来ますが)

例えば相手がcrowbarを持っていて、ターン開始時のRangeが2だとしたら、
そのターンで距離を取っても相手に攻撃を許すことになります。
こういう場合は、回避率を上げて1下がる(可能性がある)Dodgeが有効です。




もちろんこちらの攻撃手段が何か、というのも重要です。

こちらが射程10の投石で攻撃していて、相手がcrowbarを装備している場合、
相手の射程2+Charge!の移動量2-3で、Range5以内で立ち止まっていると
次のターンで相手の攻撃を受ける可能性がある、ということです。

つまり、Range6-10を維持すればCharge!で近づかれても安全圏内なので
とりあえずその時点では攻撃を受けることはなさそうです。


当然これは射程の長い投擲武器だから考えられることで、
近接武器同士の戦いでは安全圏自体が存在しません。

例えば、こちらの武器がspear(射程3)で、相手の武器がcrowbar(射程2)なら
意識してRange3を保てば相手の攻撃する機会を減らすことは可能です。

そういったアドバンテージがない場合は、
相手の攻撃をDodge/Parryし、体勢を崩すことで安全を確保する必要があります。



戦闘時の不確定要素

先に触れた相手の動きも、戦闘におけるひとつの不確定要素ですが、
自分の動きも常に想定通りとは限りません。

Charge!やRun!を使えばそれなりの確率で、
AdvanceやFall Backでも低確率で転んで動けなくなることがあります。

少なくとも転ぶ→起き上がるで2ターン分無駄になってしまうので、
起き上がる前にRoll Dodgeを挟んだり、Pull Downを使ってみるのもいいかもしれません。


もちろん相手が移動・攻撃以外の行動を行うこともあります。
実質的な意味のないThreatenやDemand Surrenderなどはいいのですが、
Take coverで飛び道具を回避されたり、
Tackle targetで転倒を狙われると意外と面倒です。

結局のところ、(出来る限り)そういった行動を予測して、
その都度どう動くか考えるしかありません。



結局どうすればいいのか

NEO Scavengerでは、視覚的に得られる情報が極端に少ないため
プレイヤーがそれを読み取り、考える必要があります。

その中でもRangeは最も頻繁に更新されるステータスです。
当たるまで近づいて殴る、だけでも戦闘には勝利できますが、
Rangeに気を配ることでより安全に戦える…かもしれません。

相手の攻撃が当たらないところまで下がったり、
自分の攻撃が当たる距離を維持してみるところから始めてみましょう。
Charge!を使わないMerga Wraithあたりで練習してみるのがお勧めです。


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